「幸せ」とは何か
「幸せ」は一般化することができる。
その幸せとは「感謝を宿した心が維持されること」である。この心は「囚われ」と「二極」を離れることによって成すことができる。
これ以外の「幸せ」は全て、得られたとしても一時的なものであって、必ず苦しみを伴う。
二極を離れるための第一歩は、感じることを通して囚われと二極を自覚することである。
次に、真理を自覚することによってそれらから離れることである。真理が何たるかを知識として持っていても、囚われからも二極からも抜けることはできない。なぜなら、囚われ・二極は頭ではなく、心に宿るものだからである。
感謝できる心を持つ第一歩は、恩を自覚し「ありがとう」と表現できるようになることである。恩は二極から完全に離れずとも、感じることができる。
多くの人はありがとうと「言われること」を求めるが、ありがとうと「言うこと」は、言われることとは比較にならないほどのパワーを持つ。
心で「ありがたい」と思うことができれば、「恩を返したい」という心は自然と生まれる。恩を「返さなければならない」ではない。それは義務である。
その恩の心にしたがって行動すれば、「ありがとう」も結果として自然に返ってくる。恩が循環する人生を生きる心はとても明るい。
限定コンテンツはサインインしなければ閲覧できません。