謝罪と懺悔

謝罪には2種類、懺悔は1種類あり、全てが別物である。

謝罪には罪悪感から来るものと、恐れから来るものがある。

罪悪感から起こす謝罪は、重たく、相手が許したとしても、心は軽くならない。なぜなら、責めるのは自分であり、自分の心が許すまで瞋恚の重たさが伴うからである。

恐れから起こす謝罪は、相手の許しによって安堵に変わる。なぜなら、本人に罪悪感はなく、「責められるのではないか」という恐れから解放されたい一心で相手に許しを乞う「形式上」の謝罪だからである。

懺悔慚愧の心の自覚によって起こる。懺悔は心を軽くする。

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