悲しみ
事象を拒絶(瞋恚)するが、受け入れざるを得ないと認識しているときに起こる感情。
事象と異なる認識に執着したままに事象を受け入れるため、そのギャップが心を引き裂くように感覚する。執着の度合いが強いほどに悲しさの度合いも増す。
受け入れること自体を拒絶すると怒りとなる。その意味で、悲しみは瞋恚と怒りの間に位置する感情といえる。感覚としての色合いは違うが、対象を拒絶する点で悲しみと怒りは共通しており、いわば兄弟感情である。
悲しみでイメージを暴走させていくとどこまでも沈んでいくことができる。
慈悲の「悲」は、悲しみとは別物である。
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