叱る 「しかる」と読む。相手に畏れ(おそれ)の心を抱かせることによって、驕慢の心を吹き飛ばし、慚愧の心を覚ます(諌める)こと。 愧の心で対象の慚の心を呼び起こすという点で諌めると共通するが、相手に畏れを起こさせようとする点が異なる。 怒ることとも、責めることとも違う。怒るとは自らの感情の発散である。責めるとは正誤の二極で相手を裁き、罪悪感で苛ませることである。叱るとは、善悪の働きを教え、相手を苦から楽の自覚へと導くことである。 限定コンテンツはサインインしなければ閲覧できません。