慚愧

「ざんき」と読む。慚(ざん)の心と愧(き)の心のこと。慚愧を自覚することを懺悔という。

二極に照らした恥じらいとも、罪悪感とも違う心の状態である。

表現することが非常に難しい仏教用語であるため、もとの経典から引用する。
(どこかのタイミングで現代語に訳します。)

「慚はみづから罪を作らず、愧は他を教へてなさしめず。慚は内にみづから羞恥す、愧は発露して人に向かふ。慚は人に羞づ、愧は天に羞づ。これを慚愧と名づく。無慚愧は名づけて人とせず、名づけて畜生とす。(涅槃経)」

限定コンテンツはサインインしなければ閲覧できません。