解釈のレベルについて

解釈には、事実比べたときの錯誤の度合いによるレベルの差がある。

たとえば、ある対象を食べたとき、主に嗅覚、味覚、触覚による識覚が生まれると同時に、さまざまな解釈イメージが生まれる。

受けた刺激に近い解釈から順に、「辛い・甘い・塩っぱい」という味に対する解釈(Lv.1)が起こり、それをさらに「おいしい・まずい」と解釈(Lv.2)し、それをさらに「好き・嫌い」であると解釈(Lv.3)する。

受けた刺激自体から遠ざかるほどに、錯誤の度合いは大きくなり、イメージによる歪曲(イメージの暴走)の余地は広がる。

受信が細かくできるようになるほどに、解釈のレベルを下げていくことができる。これは二極から離れることを助ける。また、二極を離れることによって受信自体の難易度は下がる。

受信する力(聴く力)と二極を離れることは相互に影響し合っているため、このサイクルを回し、イメージの歪曲の度合いを下げること、解釈自体を減らしていくことは苦しみから離れることと直結する。

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