お陰様
物事が縁起によって生まれていることを示す感謝の言葉。一見すると関連のない対象でも、自覚ができないだけで無縁ではないことをさして、その無自覚である様を「陰」という言葉で表現した。
一般に使われる「あなたのおかげで」というような意味ではない。これは「お陰様」というよりむしろ「お陽様」である。
近年、「お陰様で」という挨拶が使われなくなっているようである。心に素直であるとも言えるが、より自覚しているものしか信じないという意味で邪見が進んでいるとも言える。
限定コンテンツはサインインしなければ閲覧できません。