クマはドングリが好き?

フリートーク

from.

こんにちは、Jayです。

今日は面白いネタを見つけたので、
それを紹介したいと思います。

「ドングリが減り、クマ注意報発令」

というネット・ニュースがありました。

私は「?」と思いました。

私が知る限り、クマは肉食。

ちなみに、クマは正確には雑食です。

クマ注意報というのは、いわゆる
「クマ出没注意」というやつです。

つまり、人里にクマが出るわけですね。

なんでドングリが減ると、
クマが人里に出る?な訳です。

「クマってドングリ食べるんだ?」

と思い、ニュースを開きました。

どうやら、次の理屈らしいです。

今年はドングリが不作
→小動物の餌が不足
→クマの餌(小動物)が不足
→クマが餌を求め人里へ

「なるほどー!」と思いました。

「風が吹けば桶屋が儲かる」の
クマさんバージョンですね。

このように世の中には、

私たちに直接の繋がりが見えずとも
様々な因果関係が生まれます。

しかも、今回はその繋がりを
直列に数珠つなぎしましたが、

他の要素が絡んできますから、
そうとも言えないわけです。

例えば、

今年は寒くなるのが早く、
クマの冬眠が早くなり、
逆に人里に出る量は減少

という結末もあり得るわけです。

ドングリは減っても、
クマが人里に出るとは限らない。

さらに間をとって、

ドングリで増えるクマと
冬眠で減少するクマで、

人里に出るクマの総量は変わらず

という結果もありえますね。

他の要素が絡んでくれば、
結果はまた変わってきます。

このように、この世界は

数え切れない変数が絡み合って、
次の事象へと繋がっていきます。

これを「因縁生起(縁起)」と言います。

まぁ、一言で言ったら、

「どれだけ計算しても、
 読み切れません」

ということです。

ちょっと先くらいなら、
当たりますけどね。

それでも、人は結果を読みたがる。

それはなぜか。

欲しい結果と、欲しくない結果を
分けてしまうからです。

つまり、二極で物事を解釈する
ということです。

これこそが、

読めないものを
読もうとする無謀な試み

この挑戦を生み出します。

挑戦しても良いですけど。
永遠に勝てないですけどね。

楽しいうちは、挑戦したら良いです。
楽しいんですから。

でもね、いずれ苦しみが
訪れた時には。

「二極の手放しどき」
かもしれませんよ。

今日は以上です。
それではまた!

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