なぜ「思い通りに動けない」のか?【Part.5】
シリーズ第5弾、実はこのパートが
私が「1番伝えたい内容」です。
そして、おそらくあなたが
「1番知りたい内容」でもあるはずです。
このパートでは
「あなたが幸せになるための唯一の方法」
をお伝えします。
おさらいに前回までをまとめます。
・「思い通りに動く」ためには3つの原動力の一致が必要
・3つの原動力は以下の通り
・「頭」の原動力(正誤・理想)
・「心」の原動力(感じる気持ち)
・「体」の原動力(本パートで説明)
→ バラバラだと行動が中途半端に
・頭・心は「顕在意識」の領域
・顕在意識は「あなた」の表層に過ぎないため、この部分だけに働きかけても「効果に限界」がある。
先に過去の記事を読みたい方は
以下からどうぞ。
>>なぜ「思い通りに動けない」のか?【Part.1】
>>なぜ「思い通りに動けない」のか?【Part.2】
>>なぜ「思い通りに動けない」のか?【Part.3】
>>なぜ「思い通りに動けない」のか?【Part.4】
それでは、本編をお楽しみください。
体のアクセル / ブレーキ
「体のアクセル/ブレーキ」って、
そもそもピンとくるでしょうか?
何かを「やりたい・やりたくない」ということについて考えるとき、
「頭でやりたい」「心でやりたくない」の区別は、比較的わかりやすいと思います。
なぜなら「感じることができる(顕在意識である)」からです。
潜在意識は「体」に宿る
あなたは「潜在意識を感じる」ことができますか?
これはとても矛盾した質問ですね。
「意識できない」から潜在意識なのです。
にも関わらず「それ」は確かに存在し、
あなたの行動に知らず知らずのうちにブレーキをかけているということです。
こんなに困ったことがありますか?
あなたの95%以上を支配している領域が、
「意識できない」なんて。
でも、安心してください。
対処法がないまま記事にはしません。
潜在意識は「あなたの体」に宿っています。
そしてその意識にアクセスし、頭・心の原動力と方向を統一することは可能です。
しかし、その手放しの方法を説明する前に、体(潜在意識)のブレーキについてもう少し解説していきます。
潜在意識に「正攻法」で挑む方法
頭・心(顕在意識)の統一方法については前回に記事にしましたね。
その方法だけで潜在意識に挑むとどうなるか。
結論としては、勝てません。
唯一潜在意識を「打ち負かす」方法が、「意思による我慢」や「本気」というやつです。
意思・本気についても重要な内容なのでいつか記事にしたいと思いますが、今回は深くは触れません。
イメージとしては、サイドブレーキを引いたままアクセルをガンガン踏んで踏んで車を走らせる感じでしょうか?
故障の匂いがプンプンしますね。
やはり人間も例にもれず故障します。
己を「打ち負かす」ということ
まず1つ明確にしておきたいのが「意識できるものだけがあなたではない」という点です。
潜在意識は「あなた」です。
つまり、「意思」や「本気」で潜在意識のブレーキを打ち破るということは、あなたが「あなたの一部を殺す」ということになります。
自分で自分を殺すのですから、
当然にリスクが伴います。
いくつかのリスクを大まかに伝えると、
こんな感じです。
・自分を「感じられない」
・アドレナリンでしか動けない
・ストレスに無自覚になっていく
→病気や怪我を招く
病気になってまで、幸せを「感じられない」状態になってまで手に入れる結果は、
「本当にあなたが欲しいもの」ですか?
思い通りに動きたいのは、
その通りに動けば「幸せに近づく」と思っているからのはずです。
残念ながらその方法では、あなたはどれだけ努力したとしても幸せにはなれないです。
「意思と我慢」が招く弊害については、いつか別記事にまとめます。
潜在意識に従うのが正解?
では、あなたは常に潜在意識の言うことに耳を傾けてその通りに生きていけば幸せになれるのでしょうか?
それでもおそらく幸せにはなれないというのが答えです。
なぜなら、潜在意識に入っているあなたの欲求の中には、社会で生活を営むのに支障を来たす内容が含まれていることが「よくある」からです。
なかなかに身勝手な潜在意識
例えば、
「相手の言う通りに行動したくない」
「自分の気分が乗らないと力が入らない」
「意見が一致しないと否定に感じてしまう」
などなど。
心と体は繋がっていますから、ブレーキが強烈なときは心でもその気持ちを感じることができます。
こういう社会で生活を営んでいく上で「ちょっと困ったブレーキ」が、どうしても人間には入っているものです。
そんなワケで、頭・心・体の「3つの原動力の一致」を最優先にすると、もっとも力の強い潜在意識に従うしかないのですが、
これを突き詰めていくと、おそらくあなたは
孤独になっていきます。
当たり前ですが、みんな「自分が大切」です。
もしあなたの友人が「異常にわがまま」を続けたとしたら、そのまま友人でいたいですか?
「その友人を失いたくない」と言う気持ちはあっても、
「こいつの性格どうにかならんかな・・・」って思いませんか?(笑)
だから、みんな潜在意識を隠すんです。
社会生活を穏便に営むために。
と言うより厳密には、社会に都合の悪い本音を隠す(抑圧する)から、
「それが潜在意識になる」のです。
なぜなら、人間の不安は根源的には「孤独」から来るからです。
不安なまま幸せにはなれない。
だからと言って潜在意識に従うと孤独になる。
いやはや。「幸せへの道」は難儀ですね。
残された「幸せへの道」とは
長くなってきたので、ここで今までの内容をまとめます。
・原動力の一致無しには思い通りに動けない
・顕在意識では潜在意識に勝てない
・潜在意識の力に忠実に生きると孤独になる
こうして見るとなかなか辛辣ですね(涙)
(幸せな人がなかなか現われないはずです)
一体どうすれば良いのかと言うと、
潜在意識(体)のブレーキを外す
この一択です。
はっきり言って「幸せになるための道」はこれだけです。
これしかありません。
次回の記事では、潜在意識のブレーキの「正体」と、その「外し方」について公開します。
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