「生まれつき頭が悪い」は存在しない
こんにちは、Jayです。
今日はふとネットニュースをみていて気になる話題があったのでピックアップします。
それがこちら
【Yahoo!ニュース】土屋炎伽さん、クイズ番組での態度が炎上し謝罪...
「ミス・ジャパン2019」でグランプリをとった土屋さんが、クイズ番組でうまく回答できなかった、というものです。
非常にガッツがありそうな方ですが、学業には苦労なさったそうで、クイズ回答後のフォローも空回りしてしまったようですね。
ミス・ジャパンになれる程の方ですから、努力が足りない訳ではないように思います。
「天は二物を与えず」
とはよく言いますが、
彼女は生まれつき頭脳に恵まれなかっただけなのでしょうか?
いいえ、違います。
「生まれつき」という点は同意しますが、頭が悪いワケではないです。
「頭が悪い」は存在しない
誰しもが経験することですが、学校の勉強、仕事の要領の良さ、空気を読む力・・・
どうして、同じ時間を共有する中で、人によってこんなにも実力の差ができるのでしょうか。
努力が足りないから?
おそらくそれだけではないだろうとは、誰しもが感じると思います。
それらが苦手な人たちは、ある程度の周囲の強力で改善が見込めないと、「頭が悪い」「コミュ障」といって一括りにされがちです。
最近では、幼少期から「発達障害」という言葉も出始めました。昔以上に、「普通か」「普通ではないか」のラベル付けが顕著になってきたように感じます。
原因がわかると人は安心を覚える
なぜ一括りか?それは、克服するための原因が分からないからです。
だから、無理矢理に「頭が悪いから」という原因を作り出して、ある種の安心感を覚えるのです。
人は改善の方法が分からないと、それを「元からの性質」としてひとまとめにして、克服を諦めてしまいがちです。
要するに、「私にはお手上げです」という一種の宣言なのです。
自分のことに関して言えば、それはそれで特徴とうまく付き合う1つのテクニックではあります。
しかし、度が過ぎると自己暗示状態になって定着してしまいますし、
他人に対するラベル付けは、相手を誤解し続けてしまうという大きな弊害になり兼ねません。
「物の見方」が生まれつき違う
人は同じものを見ても様々な解釈をします。
ポイントは、どんな解釈をするのかではなく、
「なぜ解釈が変わるのか?」です。
この仕事に携わってきて、人の物の見方・解釈の傾向パターンが見えてきました。そしてそれは、生まれ持った傾向であることも分かりました。
研究を進めてきて、物の見方と解釈の傾向パターンについては4パターンしか種類がないこと、そしてそのパターンを作ることで達成したい人生のテーマについては2種類しかないことも分かりました。
非常に面白いテーマなので、いつかご紹介できたらと考えています。
この「物の見方」の違いが、社会生活で必要な「理解力」に大きく影響を与えます。
冒頭で紹介した土屋さんに関しても、例に漏れず「物の見方」が素質上、学業やいわゆる「空気を読む」ということが苦手なパターンに属しています。
彼女の頭脳は100%問題なく働いているのですが、周囲からの誤解はきっと多かったことと思います。本人もそれに悩まれたことがあるかもしれません。
大切なのでもう1度繰り返しますが、
彼女の頭脳は100%問題なく働いています。
目の付け所が違うのです。
その視点の差によって、同じものが全く違うカタチに見えたりします。
そしてもう1つ大切な点が、「物の見方は必要ならば変えられる」という点です。
「生まれつき」はスタート地点にすぎない
生まれ持った素質・資質は、
変えられない性格
だと思われがちです。
しかし、それは大きな誤解です。
いわゆる「生まれつき」とは、例えるなら出身国のようなものです。
日本で生まれても、住みたいのならアメリカに住むことができます。
永住権獲得にはそれなりの努力がいりますが、たまの旅行なら、比較的簡単に行くことができますよね。
苦手の克服はボトムアップまで
日本人で生まれたことをコンプレックスに感じていると、海外に飛び出してその国に馴染みきることを目指してしまいがちです。
しかし個人的には、これは「もったいないな」と思います。
なぜなら、「長所がない短所など存在しない」からです。
あなたは「表のないコイン」を作ることができますか?
裏があれば、表ができます。
社会に所属する上で最低限の社会性は必要ですが、
それもあくまでボトムアップである認識が大切。
あなたは、意味があって日本に生まれています。
意味があって今のご両親の元に生まれています。
別人を目指すのなら、それはあなたでなくても良いのではないですか?
せっかくあなたに生まれたのだから、
自分の素質を覚醒させて、天命を全うするのが吉
私は、そのように考えています。
今日はここまでです。それではまた!
追伸:ちらっと書いた「生まれつきの物の見方のパターン」について、かなり煮詰まってきました^^ いずれ公開できると思うので、楽しみに待っていてください。