成長したければ「●●」になれ!
こんにちは、Jayです。
今日は、記事リクエストにお応えします。
そのテーマとは「素直さ」。
そう、成長したければ「素直」になれば良いのです。分野を問わず、物事の飲み込みが早い人に共通する徳目は「素直さ」です。
子供の頃は、誰もが素直な気がします。
でもいつからか、少しずつ知恵がついてきて…
人はなぜ素直ではなくなるのでしょうか?
そもそも、素直ってなんでしょう?
なんとなく使っている「素直さ」について、
あなたはきちんと理解できていますか?
今日はそんな「素直さ」について書いてみたいと思います。
素直さって何?
まずは「素直さとは何か」についてです。
あなたは、素直と聞いてどんな様子を思い浮かべますか?
人の言うことを柔軟に聞き入れる姿勢?
それとも、
自分の本心に正直であること?
なんとなく逆を感じる2つの側面ですが、
どちらも「素直」という言葉で表現される要素です。
なぜ反対にすら感じる言葉がどちらも「素直」になるのでしょうか。
素直さとは逆らわないこと
「素直さ」という性質を一言で表すと「逆らわないこと」です。
と言うことは、「逆らわない人」が素直な人?
いいえ、違います。
「素直さ」の性質そのものは確かに
「逆らわないこと」ですが、
その人の性格が「素直」であるかは、
「2つの素直さ」のバランスで決まります。
2つの素直さ
「素直」と言っても、実は以下の通り
「周囲や環境(外)に対する素直さ」
「自分自身(内)に対する素直さ」
と言う2種類の素直さが存在します。
「素直」とは、内と外の素直さのバランスが整っている状態のことを言うのです。
「外に対する素直さ」=「順応力」
一般的に意識される「素直」については、
この「外への素直さ」が近いかもしれません。
相手の言うことを素直に聴く。
そして、行動にも移してみる。
周囲の環境や相手に対して素直な人は、たとえその相手の言っていることが自分が知らない世界の話だったとしても、それを疑いなく聞き入れることができます。
つまり、環境が変化したとしても「素直さ」でそれを柔軟に受け入れることができるのです。
言い方を変えれば、それは「順応力が高い」と捉えることができます。
「内に対する素直さ」=「正直さ」
自分自身に対して素直な人は、本心をありのままに感じ取り、それをストレートに表現します。心と言動に嘘がない状態です。
心に嘘がないため、自分が何を感じ取っているのか、どうしたいのか、自分自身の変化を敏感に感じ取って周囲に伝えることができます。
つまり、内に対する素直さとは「正直さ」を意味しています。
これは先日ブログに書いた「かぶる帽子が少ない状態」と言えますね。
興味のある方はこちらからどうぞ。
>>かぶる帽子を1つにする
バランスが欠けた状態は「素直」ではない
先にお伝えした通り、「素直」な性格とは
内・外の素直さのバランスです。
ですから、たとえ片方の素直さがあったとしても、もう一方が欠けた状態は「素直」とは言えないのです。
「従順」≠「素直」
なんにでも大人しく従う人は、実は「素直」ではありません。
いわゆる「お利口さん」と言われやすいこのタイプですが、彼らには「本心に対する素直さ」が欠けています。
この状態に慣れてしまうと、優柔不断になってしまったり、自分に対する自信を失って、常に人に付き従う依存性の高い性格が育ってしまいます。
外に対して素直な人は社会生活は得意ですが、「自分は何を感じているのか?」に対するアンテナをしっかりと育てることで、本当の「素直さ」を獲得できるようになります。
「自由奔放」≠「素直」
自分の感性に正直すぎる人々は、周囲の環境に対する順応性に欠けているため、「わがまま」や「頑固」として扱われがちです。
しかし、裏を返すと彼らは内側に対しては「素直」だと言えるのです。
「わがまま」はつい矯正される傾向がある性格ですが、せっかく育った内側の素直さを捻じ曲げるのは、得策ではありません。
内に対する素直さはそのままに、周囲の環境に対する順応度を上げていけば良いのです。
素直なら成長は「全自動」
「素直さ」が獲得できれば、あなたの成長は約束されたようなものです。
なぜなら、そのまま素直に行動していくだけで、あなたの中に存在する「学習能力」が勝手に試行錯誤を行って成長していくからです。
子供を思い浮かべてください。
彼らはとても素直です。
全力で遊ぶ。そしてたまに転ぶ。全力で痛がる。だから、次からは転ばないように工夫して、そのまま遊び続けます。
そうやって試行錯誤して、
気づいたら遊びの達人になっていくのです。
子供の成長って、目を見張る早さですよね。
スポンジのように、なんでも吸収する。
それは、高い順応性と、自分に対して正直な反応をする姿勢があるからです。
つまり、「素直だから成長が早い」のです。
また、「素直な人」は成長について
さらにボーナス・ポイントがつきます。
それは「先達から可愛がられやすい」と言う点です。
素直な部下や後輩って、失敗してもなんだか憎めないですよね。そして素直で分かりやすいから、コミュニケーションも取りやすい。
だから、上司や先輩から好かれます。そして、世話になりやすいわけです。
これは、実はとても大きい。学習能力以上に、重要の素質かもしれません。
なぜかと言うと、人が自分の器を広げる時、自分以上の器の人に導いてもらうしか方法がないからです。
なぜ素直になれないのか?
あなたは、周囲に対して素直でしょうか?
自分自身に対して素直でしょうか?
100%素直になるって、なかなかに難しい。
でももし素直になれないとしたら、
それはなぜでしょうか?
きっと、どこかに「恐れ」や「先入観」が潜んで、あなたの素直さを阻害しています。
たとえば、「人からどう思われるだろう?」と心配していたら、自分の本心を素直に表現できないでしょう。
「失敗したくない」という思いが強すぎるあまり、人からのアドバイスをつい斜に構えて聞いてしまうことがあるかもしれません。
まずは、自分の素直さが阻害されていないか、チェックしてみましょう。
そして、それが阻害されていたら、なぜ阻害されるのか?を感じてみましょう。
その奥に、あなたの心のブロックを外す手がかりが潜んでいますよ。
心のブロックを「どのように外すか」については、他の記事に書いていきますのでチェックしてみてください。
素直になれば人生は明るい
素直な人は、性格が明るいです。自分の性格が明るければ人生も明るくなります。
それは、全自動の成長システムによって人生が勝手に好転して行くからなのかもしれません。
ぜひ、童心の素直さを少しでも取り戻せるように、自分の心を感じてみましょう!
今日はここまでです。
それではまた!
実は、今回の記事リクエストで「素直さ」について考察を進めて行くうちに、かなり面白いことがわかってきました。思った以上に、「素直さ」というのは奥深いテーマでした。
ここでは書ききれないので、またいつか記事にします。意外な事実が明らかになりますよ。
ぜひ楽しみにしていてください。