蚊が・・・怖い?
こんにちは、Jayです。
今日のテーマは蚊(か)…
ではなく「恐怖とイメージ」です。
実は先ほど、耳元を蚊が飛んでいたのですが、
すごい気づきがあったので記事にします。
私、実はずっと蚊が苦手でした。
血を吸われるから?
いいえ、違うんです。
「音」なんです。
特に夜の蚊がダメ。
夜って、静かじゃないですか基本。
そんな中で突然何かの気配、
というか音。
気づいた時にはもう
「プゥ~〜〜〜〜〜ン」
って、一気に近くで大きな音に変わる。
アイツらなぜか、耳元通りません?
(私だけでしょうか???)
あの、急に大きくなる感じが、
ものすごい恐怖を掻き立ててたんですね。
refやってて共感した人は、
「想定」のワークが効果的ですよ。
でもですね。
さっき耳元をいつも通り蚊が
「プゥ~〜〜〜〜〜ン」
って通ったんですが、
全っ然怖くない。
別に、想定してもいないし、
蚊がいることを知ってたワケでもない。
それでも、怖くないんです。
イメージが、想起されなかった。
ただ、蚊が近づいてくる。
それだけです。
でも、心はちゃんと動いてる。
「不感」の状態ではない。
「不感」とは「不感知領域」の略です。
よくよく考えると説明したことがない気がするので、
どこかで記事にしたいと思います。
・・・
「この感覚待ってましたー!!!」
どうやら、何か1つ抜けたみたいです。パチパチ
これで終わってしまうと
ただの近況報告になるので、
一応「何が起きたのか?」について解説します。
あなたには、「怖いもの」はありますか?
あるとしたら、それはなぜでしょうか。
多くの場合、恐怖の正体は
「イメージの暴走」です。
映画とかでよく、
海外のホラーよりも
日本のホラーの方が怖い
ということが言われます。
その証拠に、「リング」や「呪怨」など、
多くの作品がハリウッドでリメイクされました。
なぜでしょうか?
それは、海外のホラーの主流が、
グロテスクな見た目や大きな音で
「大きな刺激」を与え続けたり、
びっくりさせることをメインに
人を怖がらせる手法に対して、
日本のホラーの主力武器は、
「焦らし」
です。
音自体はむしろ静か。
暗めな映像をゆ〜っくりと
カメラワークさせて、
「何が起こるかわからない」
という状態をできる限り保つ。
するとどうなるか。
観客が「勝手に怖がる」のです。
「何か恐ろしいものが、
急に出てきたらどうしよう」
「え、なんで何も起こらないの?
怖い怖い怖い怖い怖い・・・」
恐ろしいものは、人によって違います。
だから、海外ホラーだと、
それが苦手な人には
めちゃくちゃ効果的ですが、
そうでもなければ、
ただグロテスクだったり、
嫌な音がするだけです。
でも、日本のホラーは、
驚かせない時間をじっくり保ち、
観客を焦らすことによって、
「本人のイメージ」を暴走させる
ことを狙いに作られています。
ホラーを観に来ているワケですから、
「何か怖いものが現れる」という
前提で皆、映画を見るワケです。
なのに、なかなか何も起こらない。
だから観客は、
その緊張感に耐え切れず、
自分の中の怖いものを
頭の中で勝手に想像してしまう。
これは、万能です。
見せないからこそ、
万人に有効なのです。
いわば、本人の頭の中が、
勝手にスクリーンになっている状態。
観客の「自爆」を狙うワケですね。
この「イメージの暴走」が
非常に厄介な存在で、
一度暴走が始まってしまうと、
そこから抜け出るのは容易ではありません。
かといって、防ごうとすると、
それはそれで疑心暗鬼のように、
常に緊張状態が続いてしまう。
私の場合は、「ビックリ」が苦手でした。
想定外の音や素早くて予測できない動きに、
恐怖を感じるんですね。
心って一瞬で動いてしまうので、
想定外に気づいた瞬間に、
恐怖が起こり、それが暴走して、
プチ・パニック状態になる。
この感覚が嫌いで嫌いで、、、
でも、想定や対策が、
不安の解消や安心、幸せといった
自分が求めるものと無関係であることを、
繰り返しrefでワークしてきました。
その甲斐あってか、
つい1ヶ月ほど前には
まだ怖かった「蚊の音」が、
今日怖くなくなっていたのです。
嬉しいものですね(^^)
いつ自分に変化が訪れるかは、
refではわかりません。
心は目に見えない主観の世界である上、
1つ1つが相互に影響し合っているので、
医療業界のように
「〇〇薬を飲んだから△△の病気が治る」
とはいかないのです。
ただし、「何かが好転する」ことだけは確かです。
でも、何が出るかも、
いつ出るかも分からない。
ただし、この方向性の価値観を手放したから、
こんな変化がある可能性がありますよーっていう、
大筋の予想は立てられます。
「ハズレなし」の懸賞に
応募するような感じでしょうか。
これを待つのも、段々と楽しみになります。
「心が変われば、対策の必要がなくなる」
クライアントさん方に散々、
それこそ耳にタコができるほど
お伝えしてきた内容ですが、
こうやって自分が実感するたびに、
さらに確信を持ってお伝えすることが
できるようになります。
やっぱり、やる側も
楽しむのが一番ですよね!
「イメージの暴走」が恐怖を生むこと自体は
心の仕組み的にどうしようもないので、
明確な対処は「refしてください」としか
言いようがないのですが、
それでも、メカニズムを知っていると、
幾分かはマシになるものなので、
(例えば、暴走からの復活が早まります)
今回はこの内容を記事にしてみました。
今日は以上です。
それではまた!