「田う」

フリートーク

from.

こんにちは、Jayです。

今日のテーマは「頭」と「心」です。

ちなみに、タイトルの「田う」ですが
これは文字化けではありません。笑

あなたはこれ、読めますか?

「田う」

答えは「おもう」です。

辞書で調べても、出てきません。
私が思いついた当て字なので。

「おもう」って普通は「思う」って
書くじゃないですか。

今日のテーマは「想」ではなく
「思」の方の「おもう」です。

でも、セッションしていたり、
日常の会話をしていて思うのですが、

かなり多くの人が
「思う」ではなく「田う」の状態です。

どういうことか?

「思」という漢字は、

人間の「思う」という働きが
頭と心を中心に起こるという現象から、

田=頭、心=心を上下に重ねて
生まれた漢字だそうです。

ですが、この「思う」という働きを
頭でしかしていないという方が目立ちます。

心が伴わないのです。

仏教などの分類では頭の働きも心の一部ですが、ここでいう心は感情など、体の感覚を伴うものを指していると捉えてください。

これは良い悪いではなくて、

実際に感情を伴わせず頭で「思う」を
行う方が適当なケースもあったりで、

どちらも自覚とコントロールが
できる状態だと便利です。

逆に、どちらかしかできないとなると、
場合によっては弊害が出てきます。

おそらく現代人は環境的にも、

心優位というより頭優位になりやすい
という特徴があるように感じるので、

今日はあなた自身が

「心を伴った思うになっているか?」

をチェックする方法を紹介します。

どうやってチェックするかというと、

「思ったことを擬音語擬態語
 言い換えることができるかどうか」

という方法によってです。

頭は論理的に物事を捉えますが、
心は感覚的に物事を捉えます。

「心は理屈じゃ割り切れない」

というのは、心という働きが理論ではなく
感覚が優位なものだからです。

ですから、あなたが「思う」を
心でも行っているのなら、

その働きを論理的な表現から、
感覚的表現である擬音語や擬声語に
置き換えることができます。

例えば、怒りを感じたとします。

これを少しだけ感覚的な表現に
変換したとすると、

「あーイライラするなぁ」

というあたりでしょうか。
ですが、これでは不十分です。

もっと感覚を伴ったものにする。

それは例えば、

「背中から頭にかけて
 カァーっと血が上るように
 体が熱くなった」

とか、

「怒りで腸がグツグツと
 沸騰するように、
 重たくなった」

とか。

別に正解があるわけではないですが、
感覚を表現することが大事です。

感覚は体で感じるものなので、表現にはそれを感じた部位を伴わせることもできます。

これができない場合には、
その時のあなたの「思う」には、

心が伴っていない可能性が大です。

この「心」を伴った「思う」が
できるようになると、

ref的にいう「読み解き」が
とても得意になります。

なぜなら、あなたの心の中の価値観を
知るための1番の手がかりは、

あなたの等身大の感情だからです。

ぜひ頭でも心でも、

自由自在に思えるようになって、
自分自身を知る達人になりましょう。

今日は以上です。
それではまた!

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