「内観力」を高める方法

フリートーク

from.

こんにちは、Jayです。

今日は内観のコツをお伝えします。

内観って、なんかイケてる
言葉の響きですよね。笑

でも、言葉の響きだけじゃなく、
実生活でも超役立つスキルです。

なぜなら、何をするにも、
自分自身を知らなければ、

それによって満たされるのか、
それともそうではないのか、

そういうことが
分からないからです。

具体的な例をあげると、

私は就職活動のとき、

就活1割、自己分析9割くらいの
気持ちで活動をしていました。

当時は今ほどではないにせよ、
就活氷河期と言われていて、

数十社のエントリは当たり前。

そんな時代でしたが、

私の場合は5社程度で、
内定を頂くことができました。

これもひとえに、

「自分自身を知る」ということを
実践したからだと私は思っています。

感じていることを嘘なく話せば、
自信が乗るのは当たり前です。

その思ったことが響く会社が、
ご縁のある会社、というわけです。

その内観力ですが、
やり方にはやはりコツがあります。

それは「なぜ」という問いを、

内側に向けるのか、
外側に向けるのか。

ここです。

これがすべての分かれ道です。

たとえば、

誰かの何気ない一言に、
チクリと傷ついた場合。

先に外側に向けた場合を見てみましょう。

「この人は、なんでこんなことを
 言うのだろう?」

この問いが投げられたとき、

あなたの頭は忠実に、
その答えを探し始めます。

「私が傷つくって分からないのかな」

「失礼な人だな。いや、失礼だと
 言うことを知らないのかな」

「もしかしたら、悪気はなかった
 のかもしれない」

「謝って欲しいな」

「本当は私のこと嫌いなのかな」

「自分が思っているほど、
 仲良くはないのかも」

恐らくこんな感じでしょうか。
なかなか要領を得ませんね。

なぜなんでしょう?

それは相手の心の内、つまり、
本心を知る方法がないからです。

仮に、直接聞いてみたとする。

「あのとき、なんであんなことを
 言ったの?傷ついたんだけど。」

ありがちな会話ですね。
でも、ほとんどの場合この言葉は「問い」ではなく、謝罪を要求する「責め」になってしまいます。問うことと責めることは全く違います。

「いや、違うんだよ。あれは、
 あーでこーで、こういうわけで…」

この本人の言葉を、あなたは
どれだけ信じられるでしょうか。

もしかすると全てが言い訳に
聞こえるかもしれません。

本当のことを言っているかも
しれないし、違うかもしれない。

結局、保証はないのです。

信じるか、信じないか。

ここの問題になります。

信じたい言葉か、信じたい相手であれば、
信じるでしょう。

逆なら、信じないでしょう。

だから、結局わからない。

そしてまた、思考の迷路の中を
グルグルすることになります。

この答えの出ない問いへの
解決方法は、たった1つです。

知ることができる所に、問いを投げる。

これに尽きます。

では、それはどこなのか?

自分自身の「心」です。

これが、外側ではなく
内側に問いかけるということ。

先程の例でいうと、
「外側に問いかける」ときは、

「なぜあんなことを言うんだろう」

という問いでした。

内側に問いかける質問は、
こういう風になります。

「なぜ私は、あの言葉に
 傷つくのだろう?」

ポイントは、頭ではなく、
心に訊くということ。

頭に訊いてしまうと、

あなたが傷ついた正当性を
説明してくる可能性が高いからです。

「あの言葉はこういうことを意味
 していて、すごく失礼なことだし、
 デリカシーもない。だから傷ついた。」

こんな感じです。

心に訊くと、傷ついたのは、
それを屈辱的に感じたから

とか、

私を理解分かってくれないのが
淋しいし悲しいから

とか、

感情的なキーワードがあることに
気づくことができます。

心は喋りません。

「感覚・感情」として、
訴えかけてきます。

その感情や感覚を、
拾うことができたら。

これが「内観」です。

内観とは、内側を「知る」こと。

そして、

そうか、私は悲しいんだ、

とか、

屈辱に感じたんだ、

ということが「分かる」。

そして、

感情・感覚のキーワードを
拾うことができたら。

ref Mapを調べてみてください。

感情や感覚が、日本語でいうと
どんな意味になるのか?

その内容をマップが翻訳してくれます。

そうすると、

自分自身の心の動きのクセに、
気がつくことができます。

これが「自分を知る」ということ。

自分の心は、感じることができます。

だから、分かる。

これは、外側の世界と違って、
疑いようがありません。

屈辱だと思ったのは、
悲しいと思うのは、

紛れもない事実だからです。

だから、知らないことを
無理やりに分かろうとして

頭がグルグルと、無限に検索を
かけ続けることもありません。

これは「イメージの暴走」を
引き起こすきっかけにもなります。

イメージの暴走」についてはref Mapを調べるか、こちらの記事を読んでみてください。
>>蚊が・・・怖い?

悪いことではないですが、
場合によってはとても苦しい。

だから、オススメしません。

内側の世界は、

知ることができる、
分かることができる、

確固たる世界です。

内側の世界は目に見えないので、

形がある外側の世界の方が
確固たる気がしますが、

実は心の世界の方が
「絶対」の世界だったりします。

有名なデカルトの「我思う、故に我あり」という言葉も、ここから来ています。

普段なかなかやる機会のない
内側に対する問いかけ、

とってもオススメですよ。

これを繰り返していくと、

内側に意識を向ける
習慣がついてきます。

これが、内観力を高めるコツです。

この力はrefを行う上でも、
きわめて重要な要素です。

ぜひマスターして、

どんどんと日常を、豊かに、
満足なものにしていきましょう!

今日は以上です。
それではまた!

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